早食いは太るのか?
長時間かけて食べると太らない?において、ヒスタミンと満腹中枢の関係についてお話ししました。では逆に、早食いの人が太る理由は何なのでしょうか?大食いチャンピオンは除きます。
一般の人が早食いをすると太っていくのは、レプチンという物質の働きが影響しています。レプチンは食欲と代謝の調節を行うホルモンです。食事を行うことによってレプチンは分泌され、これが脳視床下部にある満腹中枢を刺激する、という仕組みになっています。
ですが、早食いの人はこのレプチンが分泌される前に次から次へと食事を放り込むので食べ過ぎになってしまいます。一般的にレプチンが活動を始めるのは、食べ始めてから20分から30分がかかるといわれています。
レプチンが発見されたのはつい最近、1994年のことです。肥満マウスの研究でクローン化されたネズミ達は食欲過剰で肥満となっています。人にももちろんレプチン遺伝子というものが存在していて、多くの場合は常に何かを食べ続ける生活になってしまうといわれています。