頭を上げるだけの腹筋からスタート
腹筋運動ができない、という人でも、腹筋運動と同じ体勢で頭の上げ下げだけなら何とかできると思います。というか、これが出来ない状況というのは、何百キロという体重の人か、首を怪我して固定している人くらいのものでしょう。全員ができる、という前提で話を進めます。
腹筋運動の体勢で首の上げ下げだけをする、というのは、もちろん首の筋肉を使います。しかし、それだけでしょうか?何度も何度も繰り返してみてください。腹筋の上部が痛く(または熱く)なってきませんか?そう、これも立派な腹筋運動。場所的には、腹筋が6つに割れるうちの上部2つ。ちゃんと腹筋運動が出来る状態を『よっこいしょ』だとすれば、首の上げ下げの部分は『よっ』です。こんなことだけやっていてちゃんとした腹筋運動が出来るようになるのか?と思われるかもしれませんが、ちゃんとできている人を見てください。最初の起き上がりの部分は首の上げ下げの部分です。もっとも、慣れた人は毎回背中が床につくまで下ろさないでしょうから、首を上げきった状態がスタートになっているかもしれませんが、原理は同じです。
さて、首周りの脂肪と筋肉。別に首の筋肉を使わずにダイエットしても、首の脂肪は自然と落ちるもの。100キロの人がウォーキングで50キロになったとき、首だけお相撲さんの状態で残ってしまった、なんてのは見たことがありません。このトレーニングでは首周辺を使っているので、歩いたりするより効果は高くなります。腹筋運動系でダイエットした人は、『首・あごの脂肪』が急速に落ちたことをよく語っているようです。
それから、首周りのトレーニングをするときには(いや、本来は首の上げ下げはお腹のお肉を落とすための腹筋運動の前提なのですが)、いわゆる『表情筋』のトレーニングも一緒に行った方がよいかもしれません。首やあごのお肉が取れても、そのせいで顔・首がしわしわ~っとなってしまってはせっかく痩せた意味もありません。