長時間かけて食べると太らない?
早食いは太る、ゆっくり食べる人は太らない、といいます。これは、噛むことによって分泌されるホルモン『ヒスタミン』の影響です。ヒスタミンは、噛めば噛んだだけ分泌されるものなので、ゆっくり食べる(噛む回数が多い)人は満腹中枢への刺激が強くなり、余計なものを食べなくてもすむというわけです。
満腹中枢にはヒスタミン受容体が多く存在しています。これに対して脳内ヒスタミンが結合することにより、脳は『お腹いっぱいもう食えねぇ』と感じてそれ以上の食事をすることをやめることになります。これ以外にも、脳内ヒスタミンには交感神経を刺激して脂肪を燃焼させる働きを持っています。
もっとも、ヒスタミン自体はダイエット以外で語られることの多い物質です。花粉症や頭痛などで痛みや炎症の原因となっているのがこのヒスタミン。これに対して抗ヒスタミン剤を処方して痛み・炎症を抑える仕組みになっています。