朝風呂の人へ
入浴後の水分補給について以前お話ししました。効率のよいダイエットが目的でも、健康な体作りが目的でも、いずれにせよ入浴の後には水分補給を行うことが推奨されています。
さて、中には朝お風呂に入る・シャワーを浴びる、という人もいることでしょう。入浴にはカロリー消費効果があるので夜も朝も入っている・・・という人も、夜は忙しいし疲れているので寝てしまい、結果的に朝お風呂に入っている・・・という人も、お風呂上りには『絶対に』水分を補給してください。夜のお風呂の後には水分補給は『心がけましょう』というレベルですが(もちろんちゃんと飲むにこしたことはない)、朝風呂のあとの水分補給は『絶対』です。
朝起きた直後は、当たり前ですが長い時間眠っていた直後です。長い時間寝ていたということは、就寝中に水分が失われています。このとき、体の中の血は『ドロドロ血』の状態です。こんな状態でお風呂に入ってしまったら、どうなるかわかりますか?入浴中の事故で亡くなる方は毎年1万人を超えています。ということで、入浴前の水分補給も『絶対』行ってください。たかが60や70キロカロリーを消費するために入った朝風呂で倒れてしまっては面白くないことこの上ありません。
ちなみに、60~70キロカロリーというのは、42度前後のお湯に3分浸かり5分休憩、ということを3回繰り返した時の平均的な消費値です。
(参考)
朝起きた直後のドロドロ血以外にも、入浴中の事故が起きる原因はあります。寝ている最中は副交感神経が有利に働いています。起きている時間は交感神経が有利に働きます。つまり、起床直後は副交感神経と交感神経の働きが不安定で、血圧や脈拍が一定していません。朝風呂で事故が起こりやすいのはここにも原因があるのです。